中小企業サイト内ブログの投稿はGoogleが推奨する「コンテンツマーケティング」

WEBサイトといっても様々な機能を持っています。
情報提供が目的のポータルサイト、商品を直接販売するECサイトや求人が目的のリクルートサイト、企業ブランディングなど様々です。
明確な目的やゴールが持てず、名刺がわりのサイトになってしまい、役割があいまいなところもあります。

サイトの目的を明確にするには、ページを見てほしい相手(サイト訪問者)の立場から考えると、わかりやすいです。

多くの人は目的もなくWEBサイトを見ることは無く、何かしら自身が抱えている問題や悩みを解決するために、Google(グーグル)やYahoo(ヤフー)で検索しています。

最近は、企業サイトの中に、自社のお知らせブログや、情報ページ(想定読者の悩みにこたえたり、お役立ち情報のブログ記事)を設置する企業が増えてます。

ホームページによる集客の効果を高める方法として、ブログ記事を書いてホームページ上に投稿することが有効な手段として理解しておくべきです。

企業WEBサイトの役割

企業WEBサイトの役割とは、顧客、協業者、株主・投資家、求職者、地域住民、金融機関、従業員など、企業活動を行う上で関わるすべての人に情報を発信し、相互コミュニケーションを重ねることによって、信頼関係を築けるコミュニケーションツールだという事になります。

企業ブランディング

企業サイトの中に、商品詳細ページ、情報ページ(想定読者の悩みにこたえたり、お役立ち情報のブログ記事)を、盛り込むことによって、自社のブランディングや、広報、販売につなげることができます。

また、多くの記事を作成し、内部リンク、外部リンクを設置して、検索順位を上げることにより、より良い集客につなげます。

  • 自社をブランディングすることでイメージを確立し他社と差別化
  • 企業の目指すべき姿を社員に共有する
  • 自社の将来展望を伝え関係者へ共感、賛同してもらう
  • 顧客目線で価値のあるコンテンツを提供していき認知してもらう
  • 名刺や看板の代わり

ブログの投稿はGoogleが推奨する「コンテンツマーケティング」

コンテンツマーケティングとは、「ユーザー(訪問読者)が興味を持つような、価値のある情報」を自社サイトに掲載し、有益な情報を提供する事で、最終的に自社の商品やサービスに対する興味を持ってもらい、売上アップを図る手法です。

まずユーザー(訪問読者)が知りたい情報を、継続的に提供し、共感、賛同しててもらうことによって、購買行動へつなげていくということになります。

このコンテンツマーケティングの方法として代表的なのが「ブログ記事を書くこと」になります。
ブログを定期的に更新していく努力が必要となりますが、上手に運用していくことで高い集客効果、信頼の獲得を期待できます。

また、コンテンツマーケティングはGoogleが推奨しているため、ブログ記事を投稿することによって自社ホームページの評価を高め、それによって検索1ページ目に上位表示されることが期待されます。

Google E-A-Tとは

WEB制作、自社情報記事を作成する上で、大事なことがあります。
EATとは、Googleが定めた3つの評価基準の頭文字をとって表現した略語(造語)で、

  1. Expertise(専門性)
  2. Authoritativeness(権威性)
  3. Trustworthiness(信頼性)

年に数回アップデートを行う進化し続ける検索アルゴリズムですが、ウェブページの品質を正しく評価するための項目として、Googleは上記の3つの評価基準を重要視しており、SEOを行う上で重要な概念となっています。

このEATの概念を理解しないままSEO対策を進めても、評価につながるパフォーマンスの最大化が見込めません。

とはいえ、
プロのライターさんでも、この要素を取り入れた記事を書くことは簡単ではありません。
ですので、今回はブログ記事の基本的なところ(コツ)をお伝えできればと思います。

ブログ改善のコツ

  1. 文字数2200文字、(ココ最近は)3800文字以上
  2. タイトルの付け方と文字数(30~32文字)
  3. ディスクリプションの作り方
  4. 見出しを文章構成をHTMLの構文ルールに沿って行う
  5. 画像サイズを軽くする
  6. 画像にALT(=代替えテキスト)を入れる
  7. タグは投稿画面で作成しない

本記事は、

ブログ記事の文字数、タイトルの付け方、ディスクリプション、文章構成など、基本的をご説明いたします。

画像サイズ、ALTタグに関しては、下記の記事↓
https://design-booster.co.jp/blog/write-05/

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)で解析に関しては、下記の記事↓


をご確認ください。

文字数2200文字、(ココ最近は)3800文字以上

ネット検索すると、1000文字以上〜、2000文字は書こう!5000文字は必要だ!など、ブログ記事の文字数に関するさまざまな意見が飛び交っています。

とはいえ、上位表示記事が長文記事で占めており、まだまだ、長文記事が強い傾向でもありますが、なんでもモリモリのありありで長いだけの記事はNGです。

極端に長い(20000文字など)記事は、ターゲットを絞り込めていない証拠となりGoogleからもそう評価されます。

有益な情報を提供することを心がけ記事の内容を充実させたら、結果的に文字数が多くなった。文字数はあくまで結果的にそうなりました!がベストです。

そこで、様々なツールでの評価、解析を参考にしてみたところの基準として、2200文字以上、手堅く進みたい方は3800文字以上が、ここ最近の流れのようです。

1記事=1キーワード・1ターゲット、1記事=1メッセージ

基本的に、ブログ記事は「1記事1キーワード・1ターゲット」「1記事、1メッセージ」が原則です。

ネタ切れになり、文字数を増やさないといけない!と思って、日記的な記事となり、様々なことを盛り込んでしまうこともあると思います。

が、

意図が異なるキーワードがいくつも設定されているような記事を書いてしまうと、キーワードと記事の関連性は低くなり、どちらのキーワードでも評価されない・・・という結果になります。

「1記事1キーワード・1ターゲット」を意識すればSEOにも強くなりますし、キーワードの評価分散を回避でき、記事が必要以上に長くなることも防げます。

タイトルの付け方と文字数(30~32文字)

タイトルタグとは、Webページを構成するHTMLタグの一つです。

文字数は30~32文字

検索結果で表示されたときに省略されない文字数になります。
文字数が多くなると、全文が表示されずに「…」と省略されて重要なキーワードが隠れてしまうからです。

タイトルだけでそのWebページに何が書いてあるか分かるようにする

キーワード、単語を羅列したり、不自然に何度も繰り返し使っているのはNGです。

Googleの公式ガイドラインでも正確でわかりやすいタイトルが推奨されています。

ページのコンテンツについて正確に記述する引用元:『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

簡潔でわかりやすいタイトルを使用する引用元:『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

ユーザー(推定読者)が検索しそうなキーワードを取り込む

どんなキーワードで、検索するのか言葉を選び、目に留めてもらえるよう、その言葉はタイトルにも入れましょう。

キーワード検索ラッコキーワード

キーワードを探すときは、ラッコキーワードで探してみましょう。

例)キーワード
「鹿児島 デイサービス」

過去にキーワード「鹿児島 デイサービス」で検索されたロングテールキーワードになります。
例えば、鹿児島のデイサービスのリバビリに興味がある人は、
「鹿児島 デイサービス リバビリ」
という組み合わせで、検索するということです。

逆にこのキーワードからどんな記事を探してるかもわかります。

左側の上のほうの「鹿児島 デイサービスのサジェストとそのサジェスト」
という箇所が、よく調べられているキーワードになります。

気になるキーワードをクリックしてみてください。そのキーワードで書かれた記事を確認することができます。

  • 鹿児島 デイサービス 高齢者
  • 鹿児島 デイサービス リハビリ
  • 鹿児島 デイサービス 料金
  • 鹿児島 デイサービス 正社員 求人
  • 鹿児島 デイサービス コロナ

補足ですが、
こちらのキーワードは鹿児島 デイサービスと事業所名が多いですよね。指名検索されるとGoogleの上位表示に繋がります。

ですので、事業所名に地域+サービス+名
で、事業所名を作成する会社が多いということです。

ディスクリプションの作り方

ディスクリプションはSEO対策の基本中の基本で、設定も非常に簡単ですので、SEO対策をはじめるなら必ずやっておきたい設定です。

Googleで検索された時の、タイトルの下の記事概要のことを指します。

そのサイトがどのようなことについて書かれているのか、その記事の内容は何が書かれているか?をサイトをクリックする前段階において知ることができるとても大事な情報となります。

通常、WordPressでブログ記事を作成の場合、

投稿タイトルはタイトル
記事最初のテキスト(リード文)がディスクリプション
として、自動で表示されます。タイトルとリード文

ですので、Googleで表示されるタイトルとリード文(ディスクリプション)に検索されたれたい「キーワード」「共起語」を自然に盛り込んで、検索されやすくすることが大事です。

【便利なツール】
ラッコキーワード
共起語ツール

ブログ記事作成において、タイトルとリード文が一番大事!ということです。

ディスクリプション文字数

ディスクリプション(リード文)は、120~160文字までの文章で作成します。
また、最初の120文字までにキーワード、共起語を入れ込む事をお勧めします。
スマホではそのうちの約50文字が表示されます。

見出しを文章構成をHTMLの構文ルールに沿って行う

Googleは書かれた記事のHTML5文書のアウトライン読み込んで記事を判断していきます。
文章構造が間違っていると、優良記事と判断されず、評価が下がります。

見出し1

wordpressの設定で投稿タイトルを「見出し1」に設定しています。
一つのページで、見出し1(h1)は1度です。

ですので、記事は「見出し2」から使用します。

見出し2

「見出し2」のタイトルをどのような文章(タイトル)にして良いか、浮かばないときは、「見出し1」をそのまま、コピペしてもOK!です。

見出し2にその記事のキーワード、共起語を入れることが重要です。

見出し3

「見出し3」は、見出し2での説明のさらに細かくしたもの、深堀裏の項目です。

注意:見出し2で個別リハビリのテーマでタイトルをつけているのに、その見出し2の中で「今日のご飯」=見出し3

で、作成することは避けてください。

Google的に文章構成のしっかりしたHTMLが上位表示に上がるので、必ず正しくご使用お願い致します。

リスト

リスト形式で作成した場合は、必ずリストを使用する

また、想定読者の方は、拾い読みの傾向もありますので
リストなど使用しますと、ポイントだけ読んで、自分の拾いたい内容だけ選ぶことができて、
サイト内を回遊してもらえます。

リスト形式に書かれたテキストは、リストタグを使用しましょう!

  • ここは中黒・のリストタグ
  • ここは中黒・のリストタグ
  • ここは中黒・のリストタグ
  1. ここは数字、手順やランキングなどの時使用します。
  2. ここは数字、手順やランキングなどの時使用します。
  3. ここは数字、手順やランキングなどの時使用します。

Googleから文章構成のしっかりしたHTMLできていると優良記事だと判断されます。

Googleからはこのようなテキスト構造で、クロールされてます。↓

Googleからの見た目はこんな感じ

リスト作り方

テキストを改行しながら例えば5行作成したとします。

そのテキストを、マウスで選択

上記のリストタグをクリックすると自動で作成

リストのが最初の項目「・」や「1」だけしか表示されない場合は

次の行のテキスト先頭にカーソルを持っていき

クリック

エンターキーを押す

で、次の行の「・」や「2」が表示されます。

リスト形式で、表記したい場合は、必ず「リストタグ」を使用しましょう!

ブログ記事のテンプレートを作成しました。

ブログ記事書き方テンプレートはこちらになります。是非ご参考ください
https://design-booster.co.jp/blog/write-02/

コメント

タイトルとURLをコピーしました